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J1 セレッソ

J1リーグ 第5節 川崎フロンターレvsセレッソ大阪 レビュー

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結果は1ー1のドロー。勝ち点1を分け合う形になった。
予想通り、攻撃の川崎、守備のセレッソの構図になった。

先発はこちら

柿谷と清武のポジションを入れ替えている。

~得点シーン~
*21:53の柿谷の先制ゴール*
タイミングを外した素晴らしいゴールで、柿谷がジーニアスである事を感じるシュートだった。
ゴールに繋がった周りの動きにも注目してみる。

自陣からソウザが運び、丸橋へパス。
丸橋から柿谷へパス。
この時、裏を木本がオーバーラップした。
これにより鈴木が外のエリアをカバーするために移動。
柿谷は鈴木と逆に動きフリーでボールを受けた。
受けた後、守田がスペースを埋める為に移動し始める。


柿谷がドリブルを開始。
都倉が裏のスペースを狙う動きで奈良を引きつけ、柿谷のドリブルのスペースを空ける。
清武は動かない事で前方のスペースを空け、守田と谷口の意識を引きつける。
都倉、清武の動きによって川崎ディフェンスは2択を迫られ、柿谷へアタックできず、スペースを与え続けてしまった。

このように、柿谷のゴールの中に連動してディフェンスを引きつける動きがあったチームとしても良いゴールだったと思う。
(奈良はこの試合デュエル10回10勝で、この場面はデュエル出来なかった。奈良の凄さがよく分かるデータですね)

*知念の同点ゴール*
シュートコースに田中碧がいたため、そのまま打てば当たってしまう所、知念は「どけろ!」とそのままシュート体勢へ。
田中碧はジャンプして避け、その下を通したシュートを打ってゴール。

川崎がボールを奪った所から見てみる。

ソウザの裏へのフィードが繋がらず、奪われたネガトラで川崎陣内でキーパーも含めて6対6の状況をセレッソは作りだした。しかし、川崎は回しながらポジションを修正し、視野を確保した守田からのワンタッチのサイドチェンジで待機していた鈴木に通される。
運ばれて中村憲剛、家長と繋がれるのだがまずポジションに戻る為、家長にプレッシャーに行けず時間を与えてしまった。
この間にゴール前で3対3を作られ家長のクロス、田中碧の落とし、ヨニッチが知念に負け、反転されてシュート。
ゴールを奪われてしまった。
鈴木、田中碧、知念と新たな戦力が絡んだゴールで川崎としても良いゴールだったんじゃないでしょうか。

セレッソとしては今シーズン崩されての始めてのゴールで家長に持たれた時のノープレッシャーと敵陣で6対6で囲んで逃げられたのが痛かった。


~全体を通して~
*セレッソ*
セレッソはブロック作って構える守備で、5-4-1で正しいポジションでブロックをまず作る。
そこから誰かがつり出されもスライドしてカバーできるようにするのが今取り組んでいる守備の形。
ソウザが全くボールに向かわずに、まずポジションについていた事からわかるようにかなり徹底されてきた。
今回は5-4-1の「4」の幅がかなり狭くなっていた。
これはハーフラインを越えてからプレスにいくが奪いに行くのではなく、外(今回は川崎の右サイド)にボールを出させて追い込むため。
川崎は「中」を使う為に「外」を崩しにくる戦術で、昨年までは「中」をケアすると「外」のエウシーニョ、「外」をケアすると「中」の中村憲剛、家長等の連携で崩していたのだが、エウシーニョがいないので「中」をケアすると、「外」の武器がまだ構築されていないのでそこを狙った守備だった。実際そこを使われて崩されたのは後半の疲労のたまってきた時間帯で戦術としては十分に機能していたと思う。

攻撃は外を崩すイメージで片山、木本の左右のCBが上がっていく形が特徴。
現段階ではボールを保持して回して、仮にミスしてしまっても、蹴って偶然のゴールより必然のゴールを狙っている様子。
1つ改善したいポイントとして、キーパーも含めてのビルドアップ時にディフェンスが低い所からパスを出しているので、そのまま相手のプレッシャーあびている。
なので、キーパーに出す前に高い位置を取って距離を取ってからパスを出したり、相手のプレッシングに対して数的有利な状態でキーパーにパスを出したりともう1工夫したい所。


*川崎*
前半の川崎は閉じたセレッソの5-4-1の「4」を崩すのに左右に振るが中々サイド攻撃が機能せず、中央も出したとしても、「4」を越えた先で絡んでいける人がいないので出しても取られてしまうので出してない。といった様子で、ここまで苦しんでいるのは、この部分なのかなと感じた。右の家長と鈴木の連携、左の阿部、登里の中を使いたい動きのかぶりが解消されるとまた怖い川崎が帰ってくるのではないだろうか。


~他のよかったシーン~
7:30の清武のチャンス
清武の味方の態勢を見ながらのランニングで、ボールを持っている人の顔の上がる&パスを出せるタイミングを見ている。
松田も清武のランニングと相手がどこ守っているかを見ながらのパス。
「何をいつ見るのか」がよく分かるシーンだった。

以上、川崎フロンターレvsセレッソ大阪 プレビューでした。

-J1, セレッソ

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